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2006-08-05バトルテック・ヴァリアント

巨大ロボット戦闘ゲームの名作「バトルテック」のルール改訂案を示す。

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戦闘部分は判定の簡易さとリアリティを絶妙なバランスでミックスした良好なルールだが、オリジナル機体制作ルールについては粗が目立つ。特にパーツのヴァリエーションが少なく制作可能な範囲が狭いのはあまり褒められた点ではない。

ここでは主に武装関係を拡充し、問題点の解消を試みる。

マシンガンの掃射ルール

マシンガンの本来の利点は広範囲への掃射による確実な命中である。しかしルール上は一度の命中判定で統一され、マシンガンの利点が表現できない。また、ルール上の処置により弾薬が不必要に多い。

以上をふまえ、新ルールを提案する。

  1. マシンガンの弾薬は0.5トン(100射分)単位とする。
  2. 「掃射」を宣言すると弾薬5射分を消費し、命中判定なしに1点のダメージを与える。なお、掃射は熱を1点発生する。

火炎放射器の熱ダメージ

ナパーム弾がメックの熱を10点も増加させるのに、火炎放射器にそれがないのは不自然である。よって、火炎放射器は2点のダメージの代わりにメックに対しては2点の熱を与えるものとする。

オートキャノンの改訂案

ダメージ比のいい武器だが重量ダメージ比がかなり悪く、弾薬誘爆の危険性も考えるとかなり使いにくい。また、ゲーム性を考慮してのこととは思うが飛距離とダメージ反比例物理的に不自然*1

以上を踏まえ、最大射程18の長射程オートキャノンと最大射程12の短射程オートキャノンの2種を設定し、それぞれに口径の違いからダメージ5点、10点、15点、20点の4種を設定する(AC2は廃止)。

短射程オートキャノン(近1〜4/中5〜8/遠9〜12、最低射程1)
口径ダメージ重量装備欄数本体価格弾薬弾薬価格
SR-AC5513.5255,0002030,000
SR-AC1010274105,0001035,000
SR-AC1515310.56155,000745,000
SR-AC20204148205,000550,000
長射程オートキャノン(近1〜6/中7〜12/遠13〜18、最低射程3)
口径ダメージ重量装備欄数本体価格弾薬弾薬価格
LR-AC5525.5475,0002030,000
LR-AC10104116125,0001035,000
LR-AC1515616.58175,000745,000
LR-AC202082210225,000550,000

ショットキャノン

オートキャノンの弾薬を拡散砲弾に積み替えることができる。拡散砲弾の射程はSRで2/4/6、LRで3/6/9。いずれも最低射程、重量、熱、価格は変化なし。

拡散砲弾と通常砲弾を混在して搭載することはできないが、1トンづつに分けて搭載し発射 時に切り替えることは可能。

命中したらダメージに相当するミサイル命中数表で命中数を決定。ダメージは一発あたり1点。

間接砲撃兵器

メックに比較的射程の短い間接射撃砲を搭載することができる。間接射撃砲を発射するターンには移動及び間接射撃砲以外の武器の使用は不可。また、搭載機が移動したときは照準を最初からやり直す。

スナイパーS
短砲身のスナイパー砲で、発射から1ターン後に目標地点に10点のダメージを与える。熱5、射程9-27、重量12、欄数6、価格16万、弾数10、弾薬価格35千。
ロングトムS
短砲身のロングトム砲で、発射から1ターン後に目標地点に20点のダメージを与える。熱10、射程12-36、重量20、欄数10、価格33万、弾数5、弾薬価格50千。
EX-LRM10
射程距離を大幅に増加したLRMで、1ターン後に目標地点に10発のミサイルが降り注ぐ。熱10、射程15-45、重量10、欄数5、価格24万、弾数10、弾薬価格40千。
EX-LRM20
射程距離を大幅に増加したLRMで、1ターン後に目標地点に20発のミサイルが降り注ぐ。熱20、射程15-45、重量20、欄数10、価格36万、弾数5、弾薬価格40千。

地雷投射器

地雷を3ヘクス以内に設置する装置。地雷は誘爆時には一発あたり20点として計算する。間接砲撃フェイズに設置。

戦車地雷
重量を感知すると爆発し、キック命中箇所表で命中した方の足に10点のダメージを、もう一方に5点のダメージを与える。
飛散型地雷
重量を感知すると飛び上がり、周囲に鉄球を射出する。ミサイル命中数表の20欄で命中数を決定し、5点毎に命中箇所を決定する。

電子兵装

指揮官機や支援機は大型のレーダーや通信装置を装備してしかるべきであろう。よって次のようなルール及び兵装を提案したい。

レーダー
敵機の位置や地形を明確に把握し、また指揮下にある機に通信する装置。これがないと、部隊主導権を決める際に戦術技能などのボーナスを加えることができない。小隊規模の指揮官用は重量1t、装備欄数1、1万C。中隊用は重量2t、装備欄数2、2万C、以降規模増加に比例して重量、装備欄数、価格が増加する。
強磁界発生装置(MFG)
エネルギー兵器の射線を曲げる強磁界を発生させる装置。非常に重く、またかなりのエネルギーを消費する。各ターンの主導権フェイズ前に装置の使用を宣言すると、装置は熱を5点発生し、自機を目標としたエネルギー兵器による攻撃の目標値を+1する。
ミサイル迎撃装置(AMIS)
レーダーと連動したマシンガンミサイルを迎撃する装置。搭載機にミサイルが命中した場合、装置の使用を宣言すると命中数決定時に一つダイスを振り、攻撃側の振ったダイスと併せて小さい目二つを適用することができる。一回の迎撃で熱を1点発生する。
使用に際してマシンガンの発射を伴う。必ず自フェイズで未発射のマシンガン(腕/脚部以外に装備のもの)を残すこと。1回の迎撃で1門を占有するので、複数回の迎撃には複数のマシンガンが必要。

*1:大きい砲弾は装薬量も多く、慣性質量が大きいので遠距離まで飛ぶのが通例である。ライフルの有効射程は500m程度だが戦車砲は3km程度、艦載砲は40kmにも達する